大学受験/女子・自宅浪人体験記

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イントロダクション… このレポートの作成にあたって (父からの寄稿)
「女子自宅浪人記」は、ライムの意思というよりも、半分以上は父である私の依頼を受けて彼女がまとめてくれたレポートです。そしてこのページは、受験生である貴方とともにぜひ、ご両親にも見ていただきたい内容を記しています。18歳になったとはいえ、挫折を経験した浪人生の受験は、本人だけで戦い抜けるものではありません。この時期にこそ最大の応援団である、家族の理解とサポートが必要です。
 
■受験は子供を逞しくする

大学受験は、普通に暮らす高校生が最初に迎える大きな試練の時… 
少子化にもかかわらず、今も名門大学では高校受験とは比べ物にならない、厳しい競争が繰り広げられています。

 

学歴社会を100%肯定するわけではありませんが、甲子園をめざして野球一筋、あるいは芸能界をめざして劇団で修行をするなど、何かハッキリとした将来の目的がないのであれば、大学受験がその代わりになる…と私は考えています。

事実、今も昔も社会で求められているのは、強い精神力を持つ「逞しい人材」です。受験は子供にその素養を身につけさせる1つのチャンスであるとともに、学歴はそれを乗り越えたという実績の証明書です。ゆえに、いつの時代でも名門大学の卒業生に、就職が有利になるのです。

 

私達は20年近くの長きに渡って子供を育てていくわけですが、いじめなどのケースをのぞけば、本当に親が頑張らなければならないのは、子育ての仕上げとも言えるこの時ではないでしょうか… 
短絡的な推薦入試やそのままのレベルですんなり入れる学校は、けして本人の為になるとは思えません。

 
■受験ビジネスの本質

彼女の卒業した高校に限らず、どうやら大阪の府立高校は、本気で大学に進みたいなら浪人するのが当り前…
誰もクチにはださないけれど、どこかにそんな暗黙の了解があるような空気を感じます。
確かに、地方の進学校から現役合格した私に比べたら、ライムの高校生活の楽しそうなこと! これで名の通った大学に合格しようというのはちょっと虫が良すぎるのでは… 

そして見事に予想通り、彼女の現役受験は撃沈となりました。 

 

それはそれで仕方がないとしても…

実際に浪人生活はどんな感じなのか、あるいはどうんなふうに時を過ごせば良いのか…

それは私にも経験のない世界だったので、逆に興味を持つようになりました。

そこで現役時代はほとんど口を出さなかった進学問題に本気で取り組む気になったのです。

 

ご承知の通り、予備校や家庭教師派遣会社を使えば、浪人に要する費用は私立大学1年間の授業料を遥かに上回ります。言い換えれば、それが彼らの「存在価値」なのでしょうが、100万円を越す費用は確実に家計を直撃するわけで、余裕がなければなかなか、「はい、そうですか」とは云えません。

もともと私はライムに予備校は合わないと思い、最初から家庭教師に狙いを絞って検討していましたが、トライの営業を受けて確信しました。そんな合格必勝テクニックはうちの子には要らない…

 

そこで方向を変え、企業ではなく個人でやっている家庭教師を探すことにしたのです。
理由は簡単。私は合格させてくれなくても良いから、合格するにはどうしなければいけないのか… というカリキュラムで彼女を指導して欲しかったのです。トライから派遣される先生の評価はトライが決めるわけで、それは必ずしも顧客満足ではなく「大学に合格させること」、ヘタすりゃ、志望校を下げてでも安全なところを受けさせるでしょう。なぜならそれが、自社の社会的評価に繋がるものだからです。しかし、個人の家庭教師は純粋に僕の要望が評価の基準になります。クライアントがそういうんだから、それでOKなのです。

 

そもそも文系の受験勉強は、本人が一人机に向ってシコシコやらなければ身につきません。そして受験は、絶対的な学力がなければ小手先の技で通じるほど甘くはない。大学別の出題傾向など、データに基づく対策が不要とは言いませんが、所詮は対処策で、本当は非常に脆いものです。しかし、合否スレスレの受験生ほどそれにすがりたがる… 
つまり受験ビジネスの「美味しい売筋授業」になるわけです。当然、ヤメラレナイ、とまらない。

 

■最後に

たとえ浪人しても、全ての子供が東大や京大、早稲田、慶応に進学できるわけもなく、その子の持つレベルから、少し上で頑張れば手の届く範囲の大学を最終的には選ぶことになります。今回彼女が進学する関西大学というのは、近畿で俗に云う「関関同立」の一角に入る私立大学で、関東なら明治や立教大学と置き換えられる、いわば中の上くらいの位置づけでしょう。

 

ホームページで浪人時代のレポートを探すと、当然のように東大・京大が上位で検索されてきます。
しかし、世の中にはちょうどうちの子供くらいのレベルで悩んでいる浪人生がたくさんいるはず。なんせ中途半端に勉強ができるというのが一番多いのですから(笑)。ただそれには、彼らのホームページに書かれている内容は、少しレベルが高すぎるのかも知れません。

 

私はライムが見たかったのは、きっと自分と同じ高さの目線から書かれたアドバイスであっただろうと思うのです。

■プロローグ
■高校時代の反省
07年春記載のレポート
■志望動機について
■受験勉強法について
浪人生活ダイジェスト…
■春から夏
■夏から秋
■秋から冬
■受験本番
■地獄から天国へ
■自宅浪人について
■家庭教師について
■エピローグ
 
 

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